Site Logo
ENTRY

なぜ私たちは「ただのクラウド移行」をしないのか

クラウドに移行したら、コストが下がるんですよね?」

クライアントとの初回打ち合わせで、こう聞かれることは今でも多いです。答えは「条件次第でイエス、でも目的次第ではノー」。今回は、私たちテックブリッジがクラウド移行プロジェクトで必ずやっていること、そして「ただの移行」ではなく「変革のきっかけとしての移行」をどう実現しているかをご紹介します。

Blog image

よくある誤解:クラウドに移せばコストは下がる

オンプレミスのサーバーをそのままクラウドに「リフト」するだけでは、確かにインフラの物理的な管理コストは減ります。しかし運用コストや予想外の転送料金が積み重なり、「思ったより安くならなかった」という声は珍しくありません。私たちが最初にやることは、現行システムのコスト構造と利用パターンの徹底的な分析です。どのワークロードがクラウドに向いていて、どれは向いていないか。そこから始めます。

私たちが必ずやる5つのステップ

ステップ1:現状の業務フローとシステム依存関係の可視化 ステップ2:「なぜクラウドに移行するのか」の目的の言語化と合意 ステップ3:移行後の運用体制・スキルギャップの把握 ステップ4:段階的な移行計画の策定(一気に全部移さない) ステップ5:移行後の継続的なコスト・パフォーマンス最適化 特にステップ2は、意外と軽視されがちです。「競合がやっているから」「補助金が出るから」という理由でクラウド移行を始めると、後で必ず「で、これで何が変わったの?」という話になります。目的が明確であれば、何を優先して移行するかが自然と決まります。

Blog image

「移行」ではなく「変革の入口」として

私たちが理想とするのは、クラウド移行を機に、クライアントが「自分たちでクラウドを使いこなせる組織」になることです。そのために、移行プロジェクト中にクライアントの社内担当者へのトレーニングを必ず組み込みます。完成したシステムをただ渡すのではなく、なぜこの設計にしたのかを説明し、将来の変更・拡張のやり方を一緒に考える。それが私たちの「クラウド移行」の形です。